自宅療養と、決意
右足が痛くて…眠れないのでこれを書いている。
だ。当然だ。病棟内を歩くのにもびっこ引いていたのだから。
私はよほどのことがないと人前で泣けないから、にこにこしてしまうから、「足が痛い子」だと最後まで思っていた患者さんもいると思う。それはそれでいいのだけれど。
(まあ足が痛いという理由で精神科に入院はしないよね)
今日はいろんな病院に行って、入院希望を出したのだけれど、どこも受け入れは困難だった。
唯一ベッドに空きがあるところは大部屋しかなく、しかもカーテンの仕切りがないということで、プライバシー!!!と思って遠慮した。
結果、自宅療養に切り替えることにした。
しばらくは実家で過ごすと思う。薬の管理は母に任せることになった。OD癖があるので、とてもありがたい。
不安だったけれども、私はドラッグストアには行かない。と思う。
今思うと、金パブ三十錠くらい飲んで働いていたなんて馬鹿げている。
「無職」になるのが怖かった。社会の歯車から外れるのが怖かった。
だから私はODを繰り返して、金パブでなんとか頑張って、レタスで意識をぶっ飛ばす、という行為を繰り返していた。
思えば、入院中に自殺願望が出て隔離されたのはクソ主治医のせいなのだから、私は外の世界に怯えることはそんなにないのだ。
あうあ…足がいたい…
私のことを支えてくれた祖父に電話をした。
私の書いた渾身の手紙を読んで泣いてくれたと言ってくれて、嬉しかった。
単身赴任中の父にも電話をした。入院費…お願いします…。
堂々と「無職」をやろうと思う。
恋人が、家に来てくれた。
本当にうれしかった。
愛してる。それ以上の言葉が見つからない。
祖父は僧侶で物書きだ。
私は隔世遺伝だと思う。
「青空を 手鏡として 花ひらく」
祖父に貰った言葉。
私は生きていく。
血反吐を吐いて泥にまみれて泣きじゃくっても、生きていく。
生きたいとか、死にたいとかじゃなくて、生きていくんだ。
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