罪と罰
「一度死のうとした人は
二度と幸せになれないって
知らない誰かが言っていた
なんだか僕もそんな気がした」
──BGM”マイナス人生オーケストラ「お負けの人生」
母が、パニックを起こすようになってしまった。
夜中…私がトイレに行っているときに、私の部屋にわたしがいない、ということでパニックになり仕事を休んでしまったり。
昨日は…大変だった。酔った母が私の薬を管理しているのが分からなくなり、21日まで分けてくれているのに、薬の袋を並べて何を渡せばいいの、わからない、わからない、沈むが死んじゃう、沈むが死んじゃうと泣きじゃくり、私は死なないから!死なないから!とずっと言い聞かせていた。
辛い。そこまで追い込んでしまったのは私だし、私の精神が、持たない。
死にたい。死にたいのに、私は死なないから、と言い聞かせる、私は全然死にたいなんて思ってませんよ。と、振る舞う。
これがかなりキツイ。
かなり私も、精神的にきている。
ちょっとだまして精神科に連れていこうと思っている。
大好きな人を失いそうで、久々に吐いてしまった。
あなたの写真を入院中どれほど見返したか。どれほど会いたかったか。
私が悪いの、全部。
私はこれからどうやって償っていけばいいのだろう。
大好きな叔母は、生きているだけでいいと言ってくれたけれど。
私が傷つけて、それでもそばにいてくれる人に、どうやって贖罪すればいいのだろう。
遠くへ、いきたい。
痛む足がそれを邪魔するけれど。
遠くへ。遠くへ。遠くへ行きたい。
ごめんなさい。
私が、私を殺そうとして、ごめんなさい。嘘をついてごめんなさい。隠し事をしてごめんなさい。
戻りたい。元気だったころに戻りたいよ。
こんなの私じゃない。アクティブで、沢山働いて、うんと勉強もして、ニッコニコで色んなところ飛び回っちゃう。それがわたし、だった、と思う。
世界のすべてに怯えている。
今日も、痛い足を抱えてうずくまって夜を耐えるんだ。
それが私の罰だから。